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講師の思い

音楽工房こじまピアノ教室 講師の小島寛子です。

毎日たくさんの子供たちとピアノレッスンや療育レッスンを行っています。

 

私の長男は自閉症スペクトラム障害と知的障害をもっており、そのご縁でたくさんの発達に特性のあるお子さんのレッスンをしています。

 

発達に特性のある個性的な子供たちを、どのように教えれば良いのか最初は見当もつきませんでした。そこで児童発達支援事業所や障害児放課後等デイサービスで児童指導員となり、グループレッスンのアシスタントをしながら勉強をしました。

 

しばらくしてグループレッスンのメイン講師を任されるようになり、その後も手探りで教え方を模索しました。本当に良い同僚に恵まれ、たくさんの知識と経験を得ることが出来ました。発達に特性がある子どもたちにどのように接してどのように教えれば良いのかを体当たりで学んだ数年間でした。(事業所は2023年3月に退職いたしました)

 

発達に特性がある子を教えるのは、普通のピアノの先生はもしかしたら敬遠しがちかもしれません。ひとりひとりの特性を理解し、効果的に指導していくのは、知識や経験が不可欠でとても難しいことだからです。

 

でも私は違います。

 

発達に特性がある子の個性的で無垢なところは、天使のようにかわいいと思います。

 

そう無条件に思えるのは、自分の子どもの障害を丸ごと受け入れ、愛していることがベースとなっています。そして自分の子供だけでなく、障害のあるなしに関わらず、すべての子どもに畏敬の念をもって接しております。すべての命の尊さを感じながら、毎日レッスンをさせていただいております。

 

レッスンでたくさんの子供たちと出会いました。自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、発達性協調運動障害(DCD)、ダウン症など・・・診断名を並べるといくつかの傾向に分かれますが、お子さんはひとりひとり個性的で可能性のかたまりです。

 

そんな個性爆発の「発達凸凹さん」が私は大好きです。私の教室でお子さんの可能性に驚いてみませんか?